城下町の風情を肌で感じながら
この町を歩いてみませんか。
松本駅と松本城のおよそ中間に位置し、古くから松本の主要通りとなっています。
松本城のほか旧開智学校校舎や縄手通りが近いことから、地元民だけでなく観光客でも賑わいを見せています。
松本本町は江戸時代を通して、商業、文化の中心として繁栄していました。松本城大手門の正面に位置する本町にはお使者宿(本陣)がおかれ、文人墨客の往来も多く、本町通りの両側には有力な町人たちが軒をつらねていました。
天正13年(1585年)甲斐の武田氏が亡んだのち松本に入った小笠原氏は、城下町の建設に着手し、町割りをさだめました。この時、お城の大手門の真南に道がひらかれ、本町ができました。以来本町通りは、松本の主要な街路として発展してきました。
年が明けると「松本あめ市」、夏には「松本ぼんぼん」、そして11月には「市民祭」と本町商店街では春夏秋冬、にぎやかなお祭りが行われます。